ヨーロッパ・キリスト者の集いの講演とアウトライン
第一講演 矢吹博牧師(フランクフルト日本語福音キリスト教会)
青年は幻を見、老人は夢を見る~終わりの日を生きる神の民~
使徒の働き2章14-21節
ペンテコステの聖霊降臨の出来事は終わりの日の始まりである。終わりの日を生きる教会は、時のしるしを見分けるために、聖霊に教えられて神のことばを聴く。そして、「主の名を呼ぶ者は、みな救われる」という希望の福音を、聖霊の助けによって力強く語り続ける。ペテロの説教の序文から「み国を待ち望む」者の在り方をともに聴きたい。
第二講演 内村伸之牧師(ミラノ賛美教会)
主の祈り「御国が来ますように。」
ルカ11章1-4節
「主の祈り」心臓部は「御国を来たらせたまえ」ということばです。これはどういう意味なのでしょうか?多くの人々はキリスト教が教えている希望とは、人がこの地上での生涯を終えたら、その霊魂は肉体を離れて「天国」に行き、そこで神とともに永遠に暮らすことであると考えます。しかし、これは聖書の教えている最終的な希望ではありません。聖書が記してい る、私たちの希望について、主の祈りを繙きながら明らかにしていきます。
第三講演 安藤廣之牧師(ミュンヘン日本語キリスト教会)
主人の約束
マタイ20:1~16
皆さん良くご存知と思いますがマタイ伝20章にある、異なった時刻に雇われたにも拘らず報酬が同じであったぶどう園の例え話から、特に私達が待ち望む御国の価値観についてご一緒に考えられたらと願っています。私達は早朝から働いて報いを受けて当然の者なのでしょうか、それとも夕方5時から僅かしか働かなかったのに一日分の報酬を受けた果報者なのでしょうか。
岡田大輔牧師(日本聖書学院院長、神学博士)は今回の集いで、日本語を母国語としない参加者のために、金曜日と土曜日午前ならびに土曜日午後に英語によるセッションのご奉仕をされました。岡田牧師のお働きを紹介していただきました。
第四講演 川井勝太郎宣教師(ルーマニア・トランシルバニア集会)
携挙・再臨と最後の神殿
1コリント3:6~23
1、信仰者の歩みの故に起こる受動的出来事としての携挙:テサロニケ4:13-18、I コリント
2 、キリストの神の側からの介入としての再臨 黙示録19:11-16
3、最後の神殿についての考察、それまでの神殿の形 : モーセの幕屋、ダビデの幕屋、
ソロモンの神殿、ヘロデの神殿。しかし、聖書の最後で私達が見る神殿の形とは。
主日礼拝 マイヤー・マルチン牧師(スイス日本語福音キリスト教会)
み国の実現
黙示録 19:11~16
主イエス・キリストの再臨について新旧約聖書には、多くの預言や聖句が書かれています。しかし、まとまった箇所はこの黙示録19章にしかないと言っても良いでしょう。この箇所では、イエス・キリストの勝利、栄光また、裁き主としての権限に注目しています。特に教 えられるのは、1.キリストの再臨の時の7つのしるし。2.キリストの再臨の時の4つの名前。3.キリストの教会の待望と栄光。についてです。「み国を待ち望む」と言う教会の霊的態度は、主イエス・キリストの再臨を待ち望むものでなければなりません。日常生活への適用と再臨待望の信仰生活の関係についてこの箇所から学びましょう。
土曜の午後のセミナー
結婚講座 大嶋重徳(KGK総主事)/裕香師
「あんな夫婦になりたい!若者たちが憧れる夫婦のあり方」
(専用録音機による録音でないため、お聞き苦しいところがありますが、ご了承ください。)
Dr. Daisuke Okada (President of Japan Bible Academy)
Step of Christian Life
Finding out the direction of life is important. Understanding each step of life provides clear direction and aim as you live
your life. The Bible provides such a clear direction for everyone. In this seminar, we will focus on First Peter 1:22–2:10 to see the course of life that the Lord intends all man to live.